「ペーハー」と「ワキガのニオイ」と「弱酸性」
「ペーハー(pH)」を理解すると、ワキガ対策が少し面白くなります。
「弱酸性」というのも、重要なキーワードとなります!
今回は、
そんな「ワキガのニオイ」の発生原因を楽しむ内容を伝えていきますね。
「ペーハー値」と「ニオイ」の関係
まず始めに、
通常の皮膚表面のpHは4~5の「弱酸性領域」にあります。
そして、
通常の汗である「エクリン汗腺」からの汗のpHは4~6で「弱酸性領域」にあり、ワキガの原因である「アポクリン汗腺」からの汗のpHは6.7~6.9の中性に近い数値となります。
「ワキガのニオイ」の原因である皮膚の常在菌は、皮膚表面のpHが酸性からアルカリ性に変化するほど、常在菌の繁殖や分解を助ける培地となってしまいます。
ようするに、
発汗量が増加すればするほど、皮膚表面のpHがアルカリ性に変化して、ニオイが強くなるのです!
通常の皮膚表面のpH4~5なら酸性領域にあり、常在菌の繁殖には不都合となるのです。
ビオレなどの液体ソープなどは、弱酸性で殺菌効果がありますよね。
そして、
汗が蒸発せずにたまりやすい脇の下や、股や、足の裏などは、エクリン汗の中に微量に含まれている「アンモニア」や「尿素」、アポクリン汗の中の成分に含まれている、「脂質」や「たんぱく質」に「老廃物」など、すべてが濃縮されやすくなるため、これらの理由によって、脇の下や、股や、足の裏などのニオイが強力になってしまうのです。
通常の皮膚表面のpH4~5の弱酸性領域を意識すれば、ニオイ対策もしやすいですよね。
私の毎朝のルーチンは、出勤前にシャワーをあびて清潔なわきにすることで、ワキの皮膚のpH4~5の弱酸性領域に戻して、それからワキガクリームでしっかりワキガ対策をして、帰宅する夕方まで弱酸性領域でいられるようにしています。
pHを理解していれば、効果的なワキガ対策が出来るし、加齢臭や足のニオイも同じように対策できるようになりますよ。
ぜひ、皆さんも自分に合った「弱酸性領域」の維持を探してみてると、日々のニオイ対策も面白くなってきますよ!
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