【悩み】市販の制汗剤はワキガに効果あるの？
市販の制汗剤を使う前に、知っておくべき大事なことがあります。
安価で手っ取り早くお手入れ出来ると思ったら大間違いですよ！
気を付けないと、ワキガにとって逆効果がにもなります。
まずは使用するにあたって注意すべきことを理解しておきましょう。
そもそも制汗剤はワキガ臭に効くの？
ドラッグストアなどで市販されている制汗剤は、発汗を抑制する作用があります。
局所適用によって汗腺からの発汗を抑え、代表的な成分は「塩化アルミニウム」「クロルヒドロキシアルミニウム」「焼ミョウバン」「フェノールスルホン酸亜鉛」などがあり、発汗を抑えるメカニズムは、
①有効成分がタンパク質と反応して汗腺に栓をする。
②有効成分の収れん作用で汗腺の出口を絞って狭くする。
という物理的反応で制汗するそうです。
なので、
汗の分泌は制汗作用で抑えられるので、ワキガの軽減にもつながります。
ワキガ臭に消臭効果があるの？
市販の制汗剤にも「制汗作用」と「消臭作用」があります。
汗はほとんど無臭ですが、皮膚の雑菌が汗に含まれる成分を分解してニオイを発生させるので、雑菌を抑えるために殺菌剤が配合されています。
代表的な殺菌成分は、「イソプロピルメチルフェノール」や「塩化ベンザルコニウム」などで、消臭剤として一般的に使用されています。
雑菌が抑えられれば、当然ワキガも抑制されるわけで、一定の効果はあります。
ワキガには無香タイプの制汗剤を使うこと！
ワキガには「香りの付いた制汗剤は絶対使用しない」で下さい。
20年の経験から言いますが、ワキガと混ざり合うとさらに強烈なニオイになります。
ワキガ臭とバラの香り...
ワキガ臭と石鹸の香り...
ワキガ臭とハーブの香り...
どれとミックスしても、自分が失神してしまうほど強力です。
そもそも制汗剤とは、発汗を抑えて雑菌の繁殖を減らすだけで、ニオイがなくなるわけではありません！
「ニオイ」は「香水」で打ち消す的な、外国人的な考えはやめましょう。
市販の制汗剤を使うなら、無香タイプの制汗剤がベストです。
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